山本益司郎先生の呼吸投(呼吸法)のご指導40です。
山本先生は呼吸投(呼吸法)について次のようにご説明されたことがありました。
「今日行っているの(呼吸の稽古)は、エイッ(と、かかとが上がるほど上がって。1枚目の画像)、エイッ(と下がる。2枚目の画像)ということである。
だから、(相手に持たせたときも)動くところに、エイッ(と上がって)、エイッと落とせばいいわけである(3枚目の画像)。」
山本益司郎先生の呼吸投(呼吸法)のご指導40です。
山本先生は呼吸投(呼吸法)について次のようにご説明されたことがありました。
「今日行っているの(呼吸の稽古)は、エイッ(と、かかとが上がるほど上がって。1枚目の画像)、エイッ(と下がる。2枚目の画像)ということである。
だから、(相手に持たせたときも)動くところに、エイッ(と上がって)、エイッと落とせばいいわけである(3枚目の画像)。」
昨日火曜日の中崎道場(大阪市北区)の稽古は入身と体当たりでした。
まずは正面打ちに対する入身の稽古を行いました。
山本先生は、正面打ちを払うときはぶつからないように、「邪魔するでぇ」とのれんを通るようにと言われましたので、そういう意識で稽古を行いました。
体当たりは、正面業体当たりを行って、太刀取体当たりへと進みました。
太刀取の際の入身では、山本先生からご指導を受けた体の重みと歩法の稽古も行いました。
次に、正面業面打ちで手や上体が固まらないことの確認をしてから、入身での体当たりを行いました。
山口先生からご指導を受けたこの入身での体当たりは初挑戦でしたが、やはり難しかったので、鍔迫り合い(第一教)からの体当たりを徒手で行い、間と間合いの復習をしてから、入身での体当たりに戻って稽古をしてみました。
さらに、正面業入身投で体で当たる稽古を行いました。
ここまで体を使う稽古ばかりしているので、かなりいい体当たりができるようになった気がしました。
正面打ちに対して外入身をする稽古をしても、体が作用するようになった気がしました。
いい稽古ができたと思います。
目的を持って稽古するといいですね。
山本益司郎先生の呼吸投(呼吸法)のご指導39です。
山本先生は呼吸投(呼吸法)について次のようにご説明されたことがありました。
「そういうのが手の柔らかい動きである。
(自分の)手が(相手を導いて)「ここへ来いよ」と(相手に持たせて、それが)落ちるのである(下記画像)。
(落として、相手を制するとき)みんな肩(触れたところ)だけを抑えようとしている。
そうではなく、肩と足を抑えるのである。
こういう風に変化するのが呼吸の一つの流れである。」
令和2年10月19日月曜日から、中崎道場(大阪市北区)の稽古日が増設されますのでお知らせします。
毎週月曜日、午後8時から9時までの稽古が増設されます(ただし、毎月第2月曜日は除く)。
当分、稽古時間は1時間で実施する予定です。
これにより、中崎道場の稽古日は、月、火、木、土の週4回になります。
稽古日の増設により、稽古に参加しやすくなると思います。
現状は大変な社会情勢ですが、なんとか稽古していきたいと思います。
なお、中崎道場は、合気会の感染拡大ガイドラインに基づき稽古しています。
10年以上前は、中崎道場は月、木、土の稽古日でした。
中崎道場で、友人と毎週月曜日の仕事前に早朝稽古をしていた時期もありましたが(山本先生も「わしも行くわ」と途中から参加されました)、月曜日の夜に中崎道場で稽古できるのは久しぶりです。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
昨日、大阪では午後から台風の影響はなくなり、お昼前から秋晴れでした。
気温も20度を少し超え、とても過ごしやすい一日でした。
毎日これならいいんですけどね。
暑い日があるから気持ちいいのかもしれません。
昨日土曜日の中崎道場(大阪市北区)の稽古は武器業でした。
いつものように基本の重みの稽古を行って、相手とぶつからないで吸収する稽古を行いました。
それからリクエストに基づき、武器業を中心とした稽古を行いました。
まずは、徒手で正面打ちに対する入身の稽古を行い、正面業体当たりから太刀取体当たりへと進みました。
太刀取では、徒手業を意識して四方投(内入身、外入身)の稽古を行いました。
太刀取小手返では、入身をしっかりと行いました。
杖の使いでは、杖を柔らかく使って稽古しました。
杖の使いは稽古再開からたくさん稽古しただけあって、なかなか良かったと思います。
杖取入身投は、片手取入身投との関係を重視して、杖取と徒手を交互に稽古しました。
短刀取五教では、斬り止めをしっかりと行いました。
短刀取小手返では、刃が暴れないようにしっかりと下段に落としました。
昨日は武器業の総復習のような稽古でしたが、徒手業との関係がより明確になったような気がしました。
山本益司郎先生の呼吸投(呼吸法)のご指導38です。
山本先生は呼吸投(呼吸法)について次のようにご説明されたことがありました。
「それが極端に言えばここを(持たれたところを)通して中心へ(エネルギーが入っている。下記画像)。
ここ(持たれたところ)、ここ(肚)、足(相手の足先)3点である。
3点にエネルギーがスゥッと入っている。
そういう手の柔らかい動きである。」
昨日木曜日の中崎道場(大阪市北区)の稽古は重みの稽古でした。
昨日は久しぶりの雨で、しかも寒い日でしたが、経験者の方が体験稽古で参加してくださいました。
ありがたいことです。
紹介して下さった方にも感謝です。
さて、昨日は、基本の片手取の重みの稽古から始めました。
少し難しいとは思いましたが、持たれるだけでなく、持っても重みを伝えられる稽古として、小手返と入身投を行いました。
持たれるより持つ方が難しいですが、短刀取小手返でしっかり短刀を下段に制するために、持つ方の稽古を行いました。
また、入身投でも、相手をしっかり下段に制するため、持つ方の稽古で行ってみました。
武器業でイメージを掴んでもらいながら、徒手業の稽古を行いました。
正面業体当たりでは、山本先生からご指導いただいたぶつからない体当たりの稽古も行いました。
正面業入身投では、先日の山口先生のオンライン講習会の復習の趣旨も含めて、体で当たる稽古で行いました。
最後には、山口先生からご指導いただいた体を練る稽古(一教側、入身側) を行いました。
駆け足でしたが、楽しんで頂ければ幸いです。
山本益司郎先生の呼吸投(呼吸法)のご指導37です。
山本先生は呼吸投(呼吸法)について次のようにご説明されたことがありました。
「(木刀を)上から叩かれても同じである(木刀が返って上から戻る。下記画像)。
それを(固めて受けていない)。
相手のエネルギ-そのものを(吸収している)。
そのエネルギーを使って前に出ている感じである。」
昨日火曜日の中崎道場(大阪市北区)の稽古は基本業の稽古と二人取でした。
新入会員の方々も熱心によく通って下さっているので、基本業の総復習をしてみました。
まずは、片手取四方投の表と裏で、入身と足の踏み方を重視して、自分の軸が乱れないように注意しながら稽古しました。
次に、正面業入身投で、先日からのオンライン講習会の復習の総まとめ的に稽古しました。
また、正面業第一教は、立業と坐業、表と裏を一通り回しました。
相手の正面打ちを受け止めない、ぶつからない第一教を心掛けて稽古しました。
さらに、坐業呼吸法四法を行いました。立業や派生する呼吸投、いくつかの稽古法を用いて、呼吸法四法にうまくアプローチできるように稽古しました。
このようにみっちりと基本業の稽古をしましたので、雰囲気を変えて二人取にも挑戦しました。
ついつい力でやってしまいがちな二人取ですが、重みの稽古から始めてみました。
基本業とのメリハリが効き過ぎたかもしれませんね。
山本益司郎先生の呼吸投(呼吸法)のご指導36です。
山本先生は呼吸投(呼吸法)について次のようにご説明されたことがありました。
「(受けが)手に触れたときのエネルギーがガーンッと来るが、そんなものに構わず、(上記のように)あたかも剣に触れられたごとく入っていくだけである。
だから、相手が力を入れてドーンッと来たときも気にせず(行う。下記画像)。
上から重みがスーッと落ちてきているから、抑えることができる。」
山本益司郎先生の呼吸投(呼吸法)のご指導35です。
山本先生は呼吸投(呼吸法)について次のようにご説明されたことがありました。
「(相手が)触れたときに(取りが)パーンッと動く。
(木刀を持ち、受けが木刀で、取りの木刀を)パーンッと来ても(横から払っても)、(取りは)柔らかく動く。
(柔らかく動いて)上からつける(下記画像)。」
昨日土曜日の中崎道場(大阪市北区)の稽古は第三回オンライン講習会の復習と杖取でした。
まずは、子ども稽古生と交差取一教と交差取入身投の稽古を行い、オンライン講習会の復習も取り入れて入身投では体当たりも行ってみました。少し難しかったかもしれませんが、楽しそうだったのでよかったです。
次に、大人だけの時間帯には、まず、杖を使って重みを伝える稽古から始め、杖取外入身で相手の肘を下から制しての呼吸投を行いました。
それから同じ業を徒手でも行い、山口先生のご指導のとおり、入身をしっかりと行う意識で稽古しました。
そのまま同じ業を太刀取でも行い、どんどん業のイメージを精緻なものとしていきました。
さらに、杖取で杖の先端を取って、坐って呼吸投の稽古も行いました。
徒手でも行い、杖取のイメージのままの意識をもって稽古しました。
そのまま短刀取小手返も行い、短刀をしっかり下段に制する稽古にも派生させました。
オンライン講習会の入身の稽古の復習としては、正面業入身投で、相手が弱いとそのまま真っ直ぐ前に当たる稽古を行いました。
この稽古は凄いですね。もっとたくさん行いたい稽古の一つですね。
さらに、正面打を制してすれ違うように前に出る稽古も行い、また、前に進むときに相手に体当たりをする稽古も行い、入身投で肚で当たることを様々な稽古法でアプローチしました。
入身投で当たることができると、逆に返ることもできるように思われました。
楽しい稽古でした。
山本益司郎先生の呼吸投(呼吸法)のご指導34です。
山本先生は呼吸投(呼吸法)について次のようにご説明されたことがありました。
「(そうであるのに)なにか無理をしてしまう。
(無理をするのではなく)もっと自然の流れの中に自分を置いてみるのである。
相手との関りをもっと自然の道理で考えてみる。
上から落ちてくるのであれば、滝を登るのは大変だから、下に落ちていく。
その方が早いのである。」
昨日木曜日の中崎道場(大阪市北区)の稽古は山口哲先生による第三回オンライン講習会の復習でした。
さて、昨日の稽古もオンライン講習会の復習稽古として、入身の稽古から始めました。
まず、基本の重みの稽古から、四方投と入身の足の踏み方、体捌きの稽古を行いました。
次に、正面業体当たりで、4通りの入身のうちの1つを重点的に稽古しました。
稽古しやすいように、山本先生からご指導を受けた入身の歩法の稽古法も行いました。
さらに、第一教の基本の抑え方、ぶつからない出会い方の稽古を行い、第一教の成り立ちの稽古から、一教投、一教投の小太刀の使いの稽古まで、どんどん難しい稽古法へと進みました。
最後には、オンライン講義で初見でしたが、小太刀を帯刀、抜刀しての一教投にも挑戦してみました。
最後のものはあまりに難し過ぎたので、一教投の小太刀の使いの稽古に戻ったりして、理解しやすくなるよう努めました。
たまには一筋縄にはいかない稽古もいいものですね。
山本益司郎先生の呼吸投(呼吸法)のご指導33です。
山本先生は呼吸投(呼吸法)について次のようにご説明されたことがありました。
「(相手が上から抑えているのに対して、取りが)上にあげようと無理なことをするからややこしくなってしまうのである。
上からグッと抑えてきても座ったらいいよと(いうことである。下記画像)。
ごく当たり前の話である。」