山本益司郎先生の呼吸投(呼吸法)のご指導86です。
山本先生は呼吸投(呼吸法)について次のようにご説明されたことがありました。
「(木刀を横に振るときは、木刀を)抱いているような感じである。
(それから)身体で(前に)入っていく。
剣を回すのではなく、身体が回っている(下記1枚目の画像)。
それが(呼吸投では)こうなる(下記2枚目の画像)。」
山本益司郎先生の呼吸投(呼吸法)のご指導86です。
山本先生は呼吸投(呼吸法)について次のようにご説明されたことがありました。
「(木刀を横に振るときは、木刀を)抱いているような感じである。
(それから)身体で(前に)入っていく。
剣を回すのではなく、身体が回っている(下記1枚目の画像)。
それが(呼吸投では)こうなる(下記2枚目の画像)。」
明日月曜日の中崎道場の稽古の開始時間は、19時です。
今後、月曜日の稽古時間は、他の曜日と同じく19時から21時です。
ただし、第2月曜日の稽古はありません。
お間違えのないようお願いします。
昨日、中崎道場の会員が増えました。
いまは大変な状況ですが、去年の稽古再開から中崎道場では徐々に新入会員が増えており、本当にありがたいと思っています。
楽しく合気道を学び、真剣に稽古に励みたいと思います。
さて、昨日土曜日の中崎道場(大阪市北区)の稽古は呼吸法四法と山口先生によるオンライン講習会の復習(肩取)でした。
子ども稽古生と一緒の時間帯では、山本先生からご指導を受けた四方投の稽古を行いました。
また、山口先生からご指導を受けた呼吸法四法を坐業と立業で行い、子どもでも理解できるように稽古しました。
大人だけの時間帯では、山口先生によるオンライン講習会の復習でした。
まず正面業体当たりから始め、肩取体当たりへと進み、ぶつからないように当たる稽古を行いました。
肩取呼吸投では巻き込むように稽古し、肩取体当たりとの関係を学びました。
また、帯刀しての諸手取呼吸投(上段)で吸収する稽古を行い、諸手取呼吸投(前の方へ)の体捌きで、胸取呼吸投の体捌きを学びました。
少し難しかったかもしれないので、気持ちを切り替えて、両手取呼吸投(外側から)で、山口先生からご説明があったように、何気なく、気配を感じさせないように呼吸投を行いました。
それから胸取呼吸投と胸取体当たりに戻って、かかり稽古も行い、どちらの業か悟られないように投げる稽古を行いました。
最後は取りが両手で持つ四方投で、相手を下段に制することを確認し、また、山本先生からご指導を受けた体で行う片手取四方投の理解を深めました。
大阪ではまた寒くなるとのことですね。
急激な気温の変化にお気を付けください。
山本益司郎先生の呼吸投(呼吸法)のご指導85です。
山本先生は呼吸投(呼吸法)について次のようにご説明されたことがありました。
「中心と外(ということ)である。
台風の目と外側では、外側の方がエネルギーがあるわけである。
だけど、中心が大切なわけである。(それと同じで相手に)持たれたところが中心である(外側は木刀の切っ先である。下記画像)。
ごく自然にありのまま考えればいい。」
昨日の大阪は比較的陽気な気候でした。
なんと3月並みの気温だそうです。
数日前のあの寒さ、あの雪はなんだったんでしょうか。
自転車で移動する身にはありがたいんですけどね。
さて、昨日木曜日の中崎道場(大阪市北区)の稽古は第二教と山口先生によるオンライン講習会の復習(天地投)でした。
まずは山本先生からご指導を受けた正面業第二教表の稽古を行いました。
山本先生からは、第二教の表として様々なやり方を教わりましたので、そのいくつかを紹介して稽古しました。
いずれも相手の関節を痛めない二教です。
次に、山口先生からご指導を受けた正面業第二教表、裏の稽古を行いました。
相手を包み込むように、しかし重みで厳しく制しました。
裏は特にシンプルなので、相手の関節を傷めずに重みで制するように注意して行いました。
山口先生によるオンライン講習会の復習は、重みの稽古から順を追って段階的に行い、一昨々日も行った隅落としに進みました。
復習の復習ですね。
隅落としの体捌きで、片手取呼吸投(天地投風)を行い、両手取天地投(中段)、取りが持って行う天地投の稽古を行いました。
山口先生からご指導を受けたように、相手に持たれなくても、持たれても、相手を持ってもできるように稽古を行ってみました。
また、正面業体当たりでは山本先生の摺り下ろす稽古法を行ってから、オンライン講習会の復習に戻って、正面業体当たり、肩取体当たりへと進み、ぶつからない体当たりの稽古を行いました。
昨日は少し駆け足でしたが、いい稽古ができたような気がします。
大阪の温かい気温は土曜日まで続くみたいですね。
体調管理は気を付けて稽古に励みたいと思います。
山本益司郎先生の呼吸投(呼吸法)のご指導84です。
山本先生は呼吸投(呼吸法)について次のようにご説明されたことがありました。
「(例えば、金槌の先端の)槌がある。
それがポーンと相手の中に入っている。
(金槌の)槌が動いている。
一番エネルギーのあるところである(それが動いている)。
「来いよー」と、相手を自分の中に入れるのである。
(相手を自分の中に入れて)このとき崩してもいいが(いまは)「(一緒に)あっちに行こうか」となるのである。
(上記は横の動きであるが)上にあがれば(下記画像)、下がる。」
週末よりは少しましでしたが、大阪は昨日も厳しい寒さでした。
朝は雪も降っていて、自転車のスピードを上げるのはなかなか勇気のいることでした。
もちろん中崎道場は強力なエアコンがありますので、寒さで震えることはありません。
昨日火曜日の中崎道場(大阪市北区)の稽古は第二教と山口先生によるオンライン講習会の復習(隅落とし)でした。
さて、まずは重みの稽古を丁寧に行って、それから正面業第二教に進みました。
正面業では、山本先生が時折示された上段から足元まで切り下ろす第一教を行いました。
山本先生が充実した気勢でされたように、足元まで一気に切り下ろしました。
それから第二教に捉えて、また足元まで制しました。
第二教では、山口先生が示して下されたように自分は膝を着くぐらいまで重みで厳しく制しました。
静かに、相手を痛めず、相手を包み込むような第二教を行いました。
次に、山口先生によるオンライン講習会の復習(隅落とし)でした。
片手取で相手とぶつからず、吸収して下段に落とす稽古を行い、また、下段に落としてから体捌きで転がす稽古に進みました。
それから上がって隅落としとする稽古に入りました。
同じ体捌きで、片手取呼吸投(天地投風)と、山嵐、両手取呼吸投(中段で天地投風)へとどんどん進み、さまざまな業でアプローチして体捌きを学びました。
改めて隅落としに戻って、上記呼吸投の体捌きのまとめとして行いました。
隅落としでは、山本先生がご指導された上下の呼吸の確認もして、意識を働かせました。
山本先生はよくTVを観て参考になることを紹介されていましたので、昨日は先生をまねてNHKBSの番組「明鏡止水」の紹介もしてみました。
このブログでも昨日紹介したものですけど。
一昨日、かなり年上の古い友人から連絡がありました。
NHKでこんな番組がやっていたよと。
観た?って。
その古い友人とは武道好き同士なのです。
この「明鏡止水」は観てませんでした。
さっそくNHKのオンデマンドで観てみました。
オンデマンドって凄いですね。すぐに観れました。
しかも1番組たった110円です。凄すぎます。
これは「武」についての番組なんだそうです。
岡田准一さんが武術を頑張っているのは聞いたことがありましたが、実際に重みについて語っているのを観たのは初めてでした。
「木刀ぐらいなら簡単に折れる」だって。
いまでも入門するには血判が必要なんですね。
こういう番組は地上波でもやってほしいですね。
武道について異論があってもまあいいんじゃないですか。
まずは触れてもらえることが大切なんじゃないかと思います。
ケンコバさんもいいサポートをしていますね。
ただジャンポケの太田さんにはもっと頑張ってもらいたいものです。
知っている人は知っていますが、実は数年前、山本先生もNHK大阪で合気道の番組を作るお話がありました。
かなり具体的に話していたのですが、事情があり、残念ながら、実現しませんでした。
でも、毎回稽古後にチーフプロデューサーと居酒屋でお話ししている先生は、とても楽しそうで、その時間はすごく良かったですね。
晩年の先生にとてもいい刺激を与えてくれたと思います。
そんなことも思い出しました。
昨日日曜日は山口先生の第三回合気道オンライン講習会でした。
今日は祝日で仕事が休みだからか、余裕のある講習会でした。
古い映像で、若い山本先生のお姿を拝見したときはとても嬉しい気持ちでした。
若いといっても今の自分より年上なんでしょうね。
先生が歩まれた時間を、これから自分も辿れるかと思うと、わくわくしますね。
さて、この数か月の中崎道場の通常稽古では、オンライン講習会の復習を中心に稽古していたからか、今回のオンライン講習会でも新たな発見がありました。
実際に体験しているところが大きいのかもしれませんが、それ以上のところがあるような気がします。
映像から勉強できる力がほんの少しだけアップしたのかもしれません。
今回のオンライン講習会では、自分が稽古したかった業が含まれていましたので、今月の復習稽古が楽しみですね。
清吾先生の映像も、今回はヒントもあるとのことで、これから復習することが楽しみです。しっかり勉強させていただきたいと思います。
素材を頂いて、それを勉強できるというのはありがたいことです。
何を勉強すればいいのかわからないということも多いですからね。
感謝して、勉強して、実際に稽古していきたいと思います。
今回のオンライン講習会も、明日火曜日の稽古からしっかり活用させていただきたいと思います。
明日は第2月曜日ですので、中崎道場の稽古はありません。
毎月第2月曜日は中崎道場の稽古日ではありませんので、お間違えの無いようご注意ください。
山本益司郎先生の呼吸投(呼吸法)のご指導83です。
山本先生は呼吸投(呼吸法)について次のようにご説明されたことがありました。
「(したがって)手のほんのわずかなズレがとんでもない方向のズレとなるのである。
だからここを(持たせたところを)動かすのではない。
(持たせたところは)金槌の柄である。金槌の槌のところを動かすにはどうするかということである(下記画像)。
剣を振るときも(同じである)。
(持たせて)動くときも一緒である。」
山本益司郎先生の呼吸投(呼吸法)のご指導81です。
山本先生は呼吸投(呼吸法)について次のようにご説明されたことがありました。
「(相手に持たせようとする)手の位置ということである。
手は何気なく出しているように見えるかもしれない。
しかし、(その出した手で)剣を持ったらこうなり、わずかに手が下を向けば切っ先も下がる(切っ先の位置が変わる)。
腰を引いたらさらに下がる。
この位置関係をどこかで自分で(理解しなければならない)。
剣を持っていなければ見えないが、剣を持てば分かる。
(徒手でも)それを理解しなければならない。」
山本益司郎先生の呼吸投(呼吸法)のご指導80です。
山本先生は呼吸投(呼吸法)について次のようにご説明されたことがありました。
「(柄当てのように)剣を(グッと突き)出していない。
スッと出している(そこで手を持たせる)。
それが転換しながら(柄頭が)下を向く(下記画像)。
初めから下に(剣を)抜いていない(転換しながら抜いている)。」