合気道研修会道場の稽古生のページ

合気道研修会道場で稽古している稽古生渡邉のブログです。大阪市北区の中崎町駅(地下鉄谷町線)から徒歩3分の場所にある合気道研修会中崎道場(研修会道場の本部道場。大阪府大阪市北区中崎2丁目3ー12傍島ビル4階)に所属し、指導員もしています。

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

山本益司郎先生の肚を練るご指導

山本益司郎先生の肚を練るご指導です。 「(坐って)肚を練るとは、宇宙の大きなものが(肚に)入っている(とする)。 (いまはそれを)水晶玉である(と表現する)。それを使ってみる。 (坐って肚の)水晶玉を上げる。 また、水晶玉を(左右に転がして)…

山本益司郎先生の立ち坐りのご指導

山本益司郎先生の立ち坐りのご指導です。 「(身体の)前面からスーッと上がる。下りるときは背中を通してスーッと下りる。そして股ぐらを通って肚に入れる。すり鉢みたいにくるっと回って肚に入る。これが合気道の呼吸である。くるっと回って下に落ちる。 …

山本益司郎先生の呼吸投(外側の円転)

山本益司郎先生の呼吸投(背中で触れて外側の円転)のご指導です。 「外側の円転で(自分と相手が背中合わせに円転してから、極まるのところで逆に回転して呼吸投)。 これは外円転で、足が入って入身しているのである。 (円転するように)相手を誘うのである…

山本益司郎先生の坐業両手取(連続写真)

山本益司郎先生の坐業両手取呼吸投、二本を一本にするご指導です。 「こっちの手(自分の体に近い方の自分の手)も相手の手に乗せる(両方の手のひらが上を向いて、相手の手に乗っている)。 (自分の)二本の手があたかも一本になる感じである。 (自分の中…

山本益司郎先生の坐業両手取呼吸投

山本益司郎先生の坐業両手取呼吸投のご指導です。 「呼吸である。 (自分の両手)二本を一本にする感じである(上記画像)。 (座っているが)足を動かした方がいい。 (自分の)体を動かすのに足を動かすのである。 肩や手で(力を入れて)頑張ってする(手…

山本益司郎先生の第二教抑え

山本益司郎先生の第二教抑えのご指導です。 「第二教で(相手を地面に)抑えるときも体(たい)が乗っている(上記画像)。 (地面に抑えている相手の手、肘の延長の)円転に(自分の)体(たい)が乗っていれば(相手を地面に抑えられる)。 (自分の体は、相手…

山本益司郎先生の第三教と第四教のご指導

山本益司郎先生の第三教と第四教のご指導です。 「第三教は(相手を制するとき)締めなくてもいい(上記画嬢)。 第四教も同じである(締めなくていい)。(制するときも)相手を痛めていない(下記画像)。痛めてないが、相手を制することができるというこ…

山本益司郎先生の正面業第一教のご指導

山本益司郎先生の正面業第一教のご指導です。 山本先生は、正面業第一教で次のようにご指導されたことがありました。 二刀でのご指導でした。 「(相手の)正面打ちを摺り上げるごとく行う。 また、(稽古法として、両手を重ねて)二刀流で上げる。 そうする…

山本益司郎先生の連鎖反応のご指導

山本益司郎先生の連鎖反応のご指導です。 「連鎖反応は筋肉ではできない。 エネルギーは、波動だから浸透性のあるエネルギーである。 だから極論すれば(相手が)10人いても1人だけでいいよということである。 雰囲気でもいい。 遊びでもいい。 摩訶不思…

山本益司郎先生の吐く吸うのご指導

山本益司郎先生の吐く吸うのご指導です。 「吐くときは丸くスーッと吐く。 吸うときは四方から四角く吸う。 前後左右から(四角く)吸う。 吸い込むときは相手をみんな肚の中に入れてしまうのである。 吐くときは丸く広がるように吐く。 膝が緩むとそういう…

第6回山口哲先生講習会(令和元年7月)の時間変更のお知らせ

7月の第6回山口哲先生講習会は、従前お伝えしていた時間を変更し、下記のようにしたいと思います(具体的には、21日(日)の時間を変更し、昼食会を中止にしています)。 令和元年7月20日(土)中崎道場 ①第1部18時15分~19時30分 ②第2部1…

山本益司郎先生の手の内のご指導

山本益司郎先生の手の内のご指導です。 「(小太刀を持って、小太刀の)先がスーッと動く(上記連続写真)。 これが手の内である。 手の内は大切である。 脱力や、力を入れた手ではないのである。 植芝盛平先生の言われる松竹梅である。 手の力ではない。 上…

山本益司郎先生の合気道についてのご説明

山本益司郎先生の合気道について次のようにご説明されたことがありました。 「合気道とは何か。基本的概念の問題である。(何かを行うことによって)何でも合気道だという人がいるかもしれない。 そういう人が合気道の理合が分かっているならそういってもい…

第5回山口哲先生講習会の編集が終わりました

6月の第5回山口哲先生講習会の編集が終わりました。 個人的には先週はちょっと忙しくて、一度も稽古に行けませんでした。 しかし、編集は遅れましたが、頑張りました。 いやいや、遅れてすみませんでした。 先週は稽古には行けませんでしたが、今回の講習…

山本益司郎先生の立つ座るのご指導

山本益司郎先生の立つ座るのご指導です。 山本先生は次のように説明されたことがありました。「(相手に手を持たせて)ザボーンと(下りて。1枚目の写真)、スーと入ってきて(上がって。2枚目の写真)、エイヤーと(諸手取呼吸投。下段から上段へ)。」 …

山本益司郎先生の手の内のご指導

山本益司郎先生の手の内のご指導です。 「手の内がある。手の内とは、力を入れないで、手の方向のようなことである。(剣を持つときは)、こういう剣を持つ(1枚目の画像)。 (両手の手首を内に曲げるようにして)こういう剣を持たない。 それがこう入って…

山本益司郎先生の杖の間合いのご指導

山本益司郎先生の杖の間合いのご指導です。 山本先生は、片手取呼吸投で手は伸ばしたままでもいいと説明されたことがありました。 (剣と杖は)間合いが全然違うと。 山本先生は、杖の間合いの説明で「(相手の) 正面打ちが来たときはこのように動くのであ…

山本益司郎先生の二人取のご指導3

山本益司郎先生の二人取のご指導3です。 「相手にグッと持たれてもいいから、(自分は肩に力を入れないで、自分の体が)沈むから柔らかく手を伸ばして行う(上記画像)。 そうすれば(上がって)落ちる(二人取)。 次に、このように(円転して片手取呼吸投…

山本益司郎先生の二人取のご指導2

山本益司郎先生の二人取のご指導2です。 「(二人を下段から上段に上げるとき)相手の手を持っていくのではなく、相手の足を持っていくのである。(相手の)足が動けば、(相手の)全体が動く。相手(二人)の足を動かすような感覚で行う。(相手の)足を動…

山本益司郎先生の二人取のご指導1

山本益司郎先生の二人取呼吸投のご指導1です。 山本先生は、次のようにご指導してくださったことがありました。 「(両手を下から上に持って行くとき、地面に)刺したもの、(地面に刺した)刀を引き抜くぐらい(のイメージ)で行う(上記画像)。 (引き抜…

第5回山口哲先生講習会は昨日終了しました

第5回山口哲先生講習会は昨日終了しました。 数日前までの真夏日ほどではありませんでしたが、たくさんの稽古生で道場は熱気に包まれていました。 中崎道場も渡辺道場も複数のエアコンがあって幸いでした。 遠方の方も他団体の方もご参加下さいました。 今…

第7回山口哲先生講習会(令和元年8月)のお知らせ

山口哲先生の8月の第7回講習会は、次の日程(①~④の合計4コマ)で実施したいと思います。 土曜日は中崎道場(大阪市北区)、日曜日は渡辺道場(大阪市都島区)が会場となります。渡辺道場の近隣の駅は野江内代駅(地下鉄)か京橋駅(JR、地下鉄、京阪)で…

明日から第5回山口哲先生講習会

明日から第5回山口哲先生講習会です。 大阪の天気予報は、土曜日は曇りで、降水確率10%、最高気温は25度、最低気温は23度、日曜日も曇りで、降水確率20%で、最高気温は28度、最低気温は18度です。 遠方から来られる方は参考にしてください。 …

山本益司郎先生の内外のご指導3

山本益司郎先生の内外のご指導3です。 「以上が「内外」である。 空間の意識のエネルギー、位置のエネルギーがあり、「外」は遠いほうがいい。 植芝盛平先生は、「宇宙の彼方」と言われた。 山口清吾先生は、稽古するときに気持ちを道場一杯ぐらい広げてお…

山本益司郎先生の内外のご指導2

山本益司郎先生の内外のご指導2です。 「柔らかいということは、凄いエネルギーを使うことが出来るということである。 持たせたところが「内外」の中心(すなわち「内」)だとすれば、(「外」である)先(木刀の切っ先)が動くように(木刀を)持たなけれ…

山本益司郎先生の内外のご指導1

山本益司郎先生の内外のご指導1です。 「山口清吾師範は、相手に手を持たれたら、「手が(手首より先が自由に)動くようにしておきなさい」と言われた。 手が動けるから内外の外が使える。 (手首が)固まっていたら動かない。 こういう風にすれば(手首よ…

6月の山口哲先生の講習会と山本益司郎先生の天地投

今週末は、山口哲先生の講習会です。 山口哲先生の6月の第5回講習会は、次の日程(①~④の合計4コマ)で実施します。 土曜日は中崎道場(大阪市北区)、日曜日は渡辺道場(大阪市都島区)が会場となります。渡辺道場の近隣の駅は野江内代駅(地下鉄)か京…

山本益司郎先生の肚と体のご指導

山本益司郎先生の肚と体のご指導です。 「肚はためる。人間は肚を使いこなすエネルギーはもともと持っている。そうであるのにもかかわらず、力を入れるとこうなってしまう(尻が固まるので駄目である)。 力を入れるのと締まる(締まって軸が下りている)の…

山本益司郎先生の上げ潮、引き潮のご説明

山本益司郎先生の上げ潮、引き潮のご説明です。 「広がるのは引き潮である。これが上げ潮(でまとまる)。 わだつみの神の上げ潮、引き潮の縦軸に重みが乗っている。これは引力である。筋力ではないのである(上記の画像)。 植芝盛平先生の口述本に全部、具…