山本益司郎先生の片手取呼吸投です。
山本先生は次のようにご指導くださいました。
「相手に力を入れて自分の手を持ってもらう。向こうへ行ったのが、向こうからこっちへスーッと戻って来る、ということである。重み、重力はある。それがスーッと向こうへ抜けた。それがスーッと戻ってきた。
意識のエネルギーである。
これはいまでいう量子力学みたいな感じである。
だから手でやってない。
これは肚で動かしている。
肚が上がって、肚が落ちている。」
山本先生は、量子力学の本を何冊も読んでおられました。
山本先生の向上心、向学心は本当に凄かったです。