山本益司郎先生の抜き手と親指のご指導です。
山本先生は抜き手と親指のご指導について次のようにご指導されたことがありました。
「(次に、交差持ちで持たせた自分の)手が上がったところで(空いている方の手で受けの手を捉え)抜き手をする(1枚目の画像)。
その場所(抜くところ)を理解する。
手がどこに触れているかということである。
四指と親指について、そこで(交差取なら、取りは、相手の親指で)全部制している(2、3枚目の画像)。
だから、四指と一指(親指)はとても大事である。
そこに(四指と一指の間に自分の)手が入っているということである。
気持ちよく触れているよということである。
そこで、(手が上がったところで手を)抜いてみる。抜き手は、(相手の四指と一指の)間から抜く。」