今週の火曜日、昨日木曜日の中崎道場の稽古では、9月の山口哲先生の講習会の復習稽古を中心に、山本益司郎先生のお言葉を思い出し、お伝えしながら稽古させていただきました。
とても楽しかったです。
山口先生の講習会でのご指導から、合気道の理解が深まることがとても嬉しく、このように理解して普段稽古すればさらに階段を上がれるように思えています。
第一教の成り立ち、天地投(下段)、横面業斬り止め、切り下ろし等々9月の山口先生の講習会のときの感動が、復習稽古を行っていると再現されているなあと感じます(もちろんすぐに業はできませんけど)。
大変なことを教わることができて、そしてその稽古できるというのは、大きな喜びですね。
さて、山本益司郎先生の片手取呼吸投(前の方へ)のご指導2です。
山本先生は片手取呼吸投(前の方へ)について次のようにご指導されたことがありました。
「持たれたところで動いても動かない。
ぶつかってしまう。
そうではなく、そばに寄って動いていく。
力の及ばないところに動いていく(下記画像)。
だから、下手をすれば道場の端から端まで行ってしまうのである。
重力をどう使うかというのが、呼吸法の一つである。」