山本益司郎先生の呼吸法のご指導4です。
山本先生は呼吸法について次のようにご指導されたことがありました。
「師である山口清吾先生も、大先生の手を持ったらあるのかないのかわからないぐらいであった、体全体が吸い込まれてしまったと言っておられた。
(大先生は)吸い込んでいる。
体の中に相手を入れている訳である。
感覚として吸い込まれるのはごく当たり前のことである。
だから息も切れないで1時間も稽古できるのである。
手を持たれたときにどうする?という感覚だけでも掴んでもらいたい(下記画像)。」