山本益司郎先生の肩取二教投のご説明4です。
山本先生は肩取二教投について次のようにご説明されたことがありました。
「剣がスッと上がってきている。
足もとから上がってきている。
体の動きである。
手は体の動きをフォローするためにあるのである。
手が主役だと思ってしまうと、体が止まってしまう。
剣や杖でも同じである。
こう振るこう振るではない。形の問題ではない。質の問題である。
杖なんかでもこうやって振るというものではない。
杖でもスッとこうである(下記連続画像)。
必ず体で崩しているのである。」