中崎道場の稽古は、先週に引き続き休止となっています。再開する場合は告知させていただきます。
さて紹介のコーナーです。
映画「AIKI(アイキ)」
ベネチア国際映画祭に出品された作品です。
加藤晴彦の主演映画です。
見返して気づきましたが2002年公開ですか。18年前ですか。
ずいぶん時間がたったものですね。
交通事故で下半身麻痺となり自暴自棄となったプロボクサーの青年(加藤晴彦)が、大東流合気柔術の師範(石橋凌)に出会って成長する青春映画です。
前半の失意のどん底の描写で見たくなくなるかもしれませんが、もう少し見てみるといい映画です。
障がい者の現実を描いたものとしても評価の高い映画です。
加藤晴彦もともさかりえもバラエティとは違って、いい役者となっていました。
この映画が当時、中崎道場で話題となったとき、稽古生が山本先生に「車いすで合気道ができるんですか?」と質問されたことがありました。
先生は「できるよ」と即答しておられました。
車いすをレンタルできることを知りませんでしたので、実際に車いすでの稽古はしませんでしたね。
もし車いすで稽古をしたら先生ならどんなご指導をされただろう。
先生のことだから、すごくいい稽古をご指導されただろうと思います。
当時の私は白帯で無我夢中で、またまだ若くて車いすの稽古をするなんて考えがいたりませんでした。
調べてみると、いい映画なのに現時点ではAmazon PrimeやTSUTAYA TVなどで動画配信していませんね。
でも、TSUTAYAの宅配レンタルでは取り扱いがありました。
AIKI アイキ | 宅配レンタル・動画 - TSUTAYA DISCAS/ツタヤディスカス
皆さんのお近くのTSUTAYAにはあるかもしれませんね。
ちなみにこの映画の主人公が出会うのは大東流合気柔術なのに、いろんなところで一般の方のこの映画のレビューを見るとたくさんの人が「合気道」だと思っています(めっちゃ感動したとして熱弁し、「合気道はすばらしい」と)。
エンディングやDVD特典でデンマーク人のモデルの方の映像や、その方の師匠故岡本正剛師範の映像も見れます。
師範役の石橋凌は大東流合気柔術の稽古に励み、相手役によると映画の中で2回ぐらい本当に技をかけることができたそうですよ。
久しぶりにご覧になる方も探してみてください(笑)。