昨日の当ブログのアクセス数は、山口先生の講習会のとき並みに増えていました。
オンライン講習会の感想①を掲載したからでしょうか。
ありがとうございました。
さて、合気道研修会道場第一回オンライン講習会を受講された皆さんからさらに感想が届きました。
一部ですが紹介させていただきます。
Hさん
「映像も音声もはっきり綺麗に見る事ができました。
ビデオをしっかり見ていたつもりですが、山口先生の動きは早く目が追い付けませんでした。
体がスッと入って一瞬で技が決まる、レベルの高さに改めて圧倒されました。
自分の受け身の下手さを実感しましたので、まずそこから、しっかりやり直したいと思いました。
また是非オンライン講習受けたいです。
よろしくお願い致します。」
Aさん
「先日のオンライン講習会ではお世話になりました。
久しぶりに研修会×山口先生の雰囲気を味わいました。
このような機会を本当にありがとうございました。
(略)でも、合氣道部の活動が再開されました。
さて、このような機会がまずありがたいのは、皆さんとのつながりを維持・再確認する
機会であると言うことです。
継続は力と言いますし、逆に、何かのちょっとしたことがあると道場に行くという気力
というか、きっかけというかが弱くなり縁が遠くなりがちです。
今回の動画ですが、ビデオごとにテーマがあって、そのテーマを念頭に置いて動画を見
直すとまた理解が深まると思います。
稽古中にこれだけご説明をいただけることは、滅多にないありがたいことだといつも感謝しています。
もし、許されるのであればですが、要所要所で動画を止めて、解説をいただけると、さらにありがたく存じます。
合気道では基本的に、稽古中の動画撮影は行われませんが(原則禁止)、突然のコロナ
騒ぎに至って、つくづくビデオを撮影しておいたお陰と、山口先生のご配慮・ご理解に
感謝いたす次第です。
改めて感謝申し上げます。」
Kさん
「山口先生、先日はオンライン講習会ありがとうございました。
お忙しい中、大阪での講習会動画をオンライン講習会用に編集していただいたお陰で、道場で実技を通してご教授いただく良さとはまた違う学び、復習、整理効果があり有難かったです。
加えて新型コロナウイルス自粛で先生初め稽古仲間の皆さんとは長い間一緒に稽古することはおろか、お顔を拝見することもなかったので久しぶりに元気なお顔を拝見できて嬉しかったです。
動画講習では(取りに)「力が入らないように」あるいは(相手の動きと)「ぶつからないように」ということを何度も強調されていました。
「体の捌き」「肚(はら)」「間合い」ということも重要なこととして教授されていました。
特に強く印象に残るのは、山口先生の足の動きです。
捌きの要と言ってよいと思いますが、ずっと相手の動きに連動して動き続けておられたことです。
それと例えば相手が一教の動作をしても、外形上は同じ一教動作に見えても、体の重心、体勢や体の角度、振り下ろす手刀の角度、間合いなどいろいろな要素の相違に応じて業が違って来るということを丁寧に教えていただいていたことを改めて復習できました。
合気道の業の精緻さは、言ってみれば「動体幾何学」のようだと思いました。(合気道は通常は型稽古なので、受けが、稽古している技(誤字ではありません)が必然となるような動きをするのが理想でしょう。でないと業に無理、不合理が生じ、却って理合の感性を鈍らせることになると思うからです)
分析的にいえばいろいろ複雑な因子の統合が業となって表現させていると思います。
合気道はよく「心気体」であると言われます。
植芝盛平開祖は、合気道は霊主体従の武道であるといわれたと聞きます。
そのことと関連があるかも知れません。
合気道では、「技」ではなく「業」と表現しますが、「心気体」を統合した動き以上の「動き」が「業」ということになるのかなと思っています。(ちなみに、word辞書では、「業」の語義は動き、仕事、例示として神の業。「技」の語義は技術、手並み、例示として柔道の技)
オンライン講義が続くとすれば、山口先生から、開祖や山口清吾先生についてのご教授があるかも知れません。
楽しみにしています。」