山本益司郎先生の坐業諸手取呼吸投のご指導8です。
山本先生は坐業諸手取呼吸投について次のようにご説明されたことがありました。
「手の力を抜いてダランとする(だけなら)、(ダランとした)重みをかけるだけになる(がそうではない)。
肚で呼吸すれば下っ肚へ入ってくる(下記画像)。
そうすると(肚から上の方へ)上がって来てくる、呼吸が。
肚をへこましたら必ず上にあがってくる。
だから重みの上にいる。
そうすれば、手を自在に扱いながら、身体が動くよということである。
相手を動かせるよということである。」