山本益司郎先生の坐業諸手取呼吸投のご指導29です。
山本先生は坐業諸手取呼吸投(あるいは片手取)について次のようにご説明されたことがありました。
「身体が動いていない(とできない)。
ボディが動いてない、呼吸を使っていない(とできない)。
(合気道は、まず)相手が攻撃してくる。
(相手が)グッと持ってくる。
(そこで)二人が一に帰るのが合気道である。
攻撃してくる相手だから、お友達同士や仲良しとは違う。
そのような(攻撃してくる)中でも一に帰ることができる方法論が合気道である。」
毎年、桜の頃に山本先生と奈良の友好道場の演武会に参加していました。
奈良の桜の名所にある武道館で、演武会の前に先生と桜を見ながらお弁当を食べたものでした。
先にお弁当を食べ終わると、先生から柿の葉寿司(奈良の伝統料理)をおすそ分けしてもらったものです。
いまは花見会などできませんが、桜を見ると先生の奈良での演武を思い出します。
昨日撮影した、大阪の桜の名所桜之宮公園の桜です。
相変わらずの圧巻でした。
奈良の演武会で共に演武した遠方の道兄から大変なご連絡を頂きました。
心から応援しています。