中崎道場に着くと、いつものようにほうきと濡れ新聞で道場を清めて下さっていました。
また、綺麗なお花を活けて下さっていました。
いまお盆ですので、昨日は山本先生の稽古法を中心に稽古しました。
山本先生は生け花も嗜んでおられ、道場でよくお花を活けておられました。
山本先生ご逝去後、稽古生の中でお花を始める方がおられ、山本先生のようにお花を活けてくださいます。
山本先生がされていたように、綺麗なお花のもとで稽古すると、清々しい気持ちになりますね。
さて、昨日土曜日の中崎道場(大阪市北区)の稽古は、ぶつからない稽古と山口先生によるオンライン講習会の復習(取りが取る稽古)でした。
まずは片手取で、重みの稽古から始めました。
入身転換から、相手を吸収する稽古、それから山本先生がよく指導されていたように、相手を制して歩く稽古を行いました。
道場を広く使って、どんどん歩いていきました。
反射するもので自分の姿に乱れがないか確認しました。
次に、山本先生がご指導されたぶつからない稽古法で、相手と両手のひらを合わせる、諸手取呼吸投、剣対剣、杖取を行いました。
杖取は、相手にぶつからないように出会って、呼吸投を行いました。
また、片手取で、ぶつからないで相手を吸収し、一体になるように稽古しました。
実際に相手の腕を抱いてしまって、一体になりました。
山本先生は恋人同士のようにと言っておられたので、そのように、固まらないで行いました。
それから山口先生のオンライン講習会の復習に進みました。
正面業入身投(手刀のみ)で体捌きと重みを伝えることを確認し、相手の袖を取る呼吸投(真下へ)を行いました。
また、相手の袖を取って下段に落とす稽古も行いました。
関連する稽古として、山口先生からご指導を受けた取りが相手の袖を取る呼吸投(山嵐)も行いました。
持つ稽古は難しいですが、皆さん、よく慣れてきました。
大阪は、稽古の時間帯はちょうど雨の影響も少なくよかったです。
でもいまから最も強くなるようです。
皆さん、お気を付けください。