山本益司郎先生の諸手取呼吸投(体の動きで投げる)のご指導14です。
山本先生は諸手取呼吸投(体の動きで投げる)について次のようにご説明されたことがありました。
「(相手に手を持たせるとき)「エイヤー、スッ」と動いているのである(下記画像)。
このとき、足だけでなく、剣先で「スッ」と入っているのである。
そこで上がっている。
だから(自分は)自由自在に動いているということである。
それが(自分が)楽だということである。
(そうであるにもかかわらず)自分が(筋肉で)固まって、居着くと死に体になってやってしまっている。
「居着かずに」というのはこういうことである。」