山本益司郎先生の片手取呼吸投(前の方へ)のご説明8です。
山本先生は片手取呼吸投(前の方へ)について次のようにご説明されたことがありました。
「剣をスーッと上げている。
宇宙の彼方まで剣先が上がっていると錯覚を起こすぐらいまで上がっている。
柔らかく(上がっている)。
上から惑星が落ちてきた感じである。
そこで剣がスッと上がる。
それで相手の中にスッと入る(下記画像)。
武蔵は、自分の顔が相手の顔にめり込むぐらい入って行けよと言った。
止まっていたのでは駄目ということである。」