山本益司郎先生の呼吸投(当たる)のご指導7です。
山本先生は呼吸投(当たる)について次のようにご指導されたことがありました。
「開いて、まとまった。(開くとき、相手を)スッと迎えに行ってもいい。
このとき、足はこう(左右に重心移動できるように)動いている(呼吸投。下記画像)。
足が棒立ちになっていたら、使い物にならない。
イチロー選手(氏。当時現役選手。以下同じ)のように使う。
イチロー選手は常に足を柔らかくして、重心を移動している。
イチロー選手はスタートするときに重みで動いている。
足を踏ん張っていない。
スッと落としている。
これが足の使い方である。
いまは、陸上競技でも取り入れられている。
筋肉は使わない。筋肉では限界がある。筋肉は反発する力である。
それより、体全体の使い方である。
筋肉を使うとスピードが落ちてくる。」