山本益司郎先生の呼吸法と引力についてのご指導7です。
山本先生は呼吸法と引力について呼吸投で次のようにご指導されたことがありました。
「物理学では、(上の)A点から(下の)B点への(斜めの)ラインがあるとして(移動するのに)、真っ直ぐ(線を)引くのが一番近いが、上のA点から球を落とすとしたら、直線ではなく、円弧、曲線で落とす方が凄い(サイクロイド曲線、最速降下曲線)。
(円弧、曲線で落とした方が)もの凄いエネルギーがある。
だから、(相手に手を)持たせて、上がったのが、スッと下ろしながら回っただけである(下記画像)。
直線を描いていないということである。
曲線ということである。
もの凄く単純な話である。
直線で持ってくるのではなく、曲線で持ってくるということである。
これは動く状態にしての問題である。」