昨日土曜日の中崎道場(大阪市北区)の稽古は太刀取と徒手業でした。
まず、子ども稽古生と一緒に、基本的な上段の呼吸投の稽古から始めました。
山本先生は、子どもからも教わることがある。子どもから学ぶんだとおっしゃっていました。
子どもは力で行なおうとするとスルリと逃げやすいですから、丁寧に理合を意識して稽古しました。
大人だけの時間帯には、太刀取とそれに対応する徒手業の稽古を行いました。
太刀取を理解するために徒手業を稽古し、また、徒手業を理解するために太刀取を行いました。
太刀取は受けの動きの意味がよくわかりますので、精緻な稽古ができました。
また、太刀取に対応する徒手業の稽古を行い、徒手業の上達も図りました。
逆に、徒手業により、太刀取での取りの体の働きの理解に努めました。
山口先生からご指導を受けた太刀取と徒手業を行うことの効用が得られたように思いました。
しかし、業の数が多くなったのでペースが早すぎたかもしれませんね。