山本益司郎先生の三つの線のご指導3です。
山本先生は三つの線について次のようにご説明されたことがありました。
「こういうことである。
(真ん中と両サイドの)三つのどれがどれということではないが、真ん中は基本である。
それで入っていく。
(手を)スッと(出して、相手に)持たれて、(自分の)手が柔らかく動くようなところにスーッと入っていく。
線でいえば、真ん中の線である。
それと両サイド、体側の線である。
ここを(体側を)線にしないと相手を抱き締められない。
だからこっちに(左に)行こうとすれば、こっちから(右から)入って行けば入れる訳である(下記画像)。」