山本益司郎先生の諸手取呼吸投(体の動きで投げる)のご指導7です。
山本先生は諸手取呼吸投(体の動きで投げる)について次のようにご説明されたことがありました。
「(相手が)大きな人でも、(相手が)動けば投げられる。
それを(相手を)動かさないで、ここで(止まって)投げようとするからおかしくなってしまう。
(相手を動かしてから、相手の)全体を転がしてしまう(下記画像)。」
山本益司郎先生の諸手取呼吸投(体の動きで投げる)のご指導7です。
山本先生は諸手取呼吸投(体の動きで投げる)について次のようにご説明されたことがありました。
「(相手が)大きな人でも、(相手が)動けば投げられる。
それを(相手を)動かさないで、ここで(止まって)投げようとするからおかしくなってしまう。
(相手を動かしてから、相手の)全体を転がしてしまう(下記画像)。」
山本益司郎先生の諸手取呼吸投(体の動きで投げる)のご指導6です。
山本先生は諸手取呼吸投(体の動きで投げる)について次のようにご説明されたことがありました。
「相手が固まっているのを投げるのは、力で投げているだけである。
イチ、ニで上げて(1、2枚目の画像)、サン、シで下ろす(呼吸投。3枚目のが画像)。
相手は動いてしまう。」
山本益司郎先生の諸手取呼吸投(体の動きで投げる)のご指導5です。
山本先生は諸手取呼吸投(体の動きで投げる)について次のようにご説明されたことがありました。
「(体の)動きで投げる。
(諸手で取らせて)剣の切っ先は下へ向ける(1枚目の画像)。
イチ、ニで上げて(2枚目の画像)、サン、シで下ろす。」
山本益司郎先生の諸手取呼吸投(体の動きで投げる)のご指導4です。
山本先生は諸手取呼吸投(体の動きで投げる)について次のようにご説明されたことがありました。
「上にあがるときは、ブワーッとあくびするぐらい(な感じである)。
(顔が)上を向いてかまわない。
剣は(いまは振っているのではなく)、上がったのがスライドして落ちてくる感じである(下記画像)。
剣は足の間に落とすぐらいである。
膝を柔らかくして(下ろす)。」
山本益司郎先生の諸手取呼吸投(体の動きで投げる)のご指導3です。
山本先生は諸手取呼吸投(体の動きで投げる)について次のようにご説明されたことがありました。
「今度は身動きである。
イチ、ニで剣が上がり(1枚目の画像)、サン、シで下りる(2枚目の画像)。
動きながら上げて、動きながら下ろす。
(これも)途中で、(前に出る方の)足を替えればいい。」
山本益司郎先生の諸手取呼吸投(体の動きで投げる)のご指導2です。
山本先生は諸手取呼吸投(体の動きで投げる)について次のようにご説明されたことがありました。
「上へスーッとエレベーターで上がったつもりである。
屋上までエレベーターが上がったつもりである。
(それで)エレベーターが下までおりる。
下がるとき、剣の刃が自分の中心を通って、(進行方向の)向こうへ向いているということである(下記画像)。」
今週の中崎道場の稽古(4月28日(火)、4月30日(木)、5月2日(土))は、先週に引き続き休止となっています。 ご注意下さい。
さて、紹介のコーナーです。
山口哲先生の著作第二巻、巻2です。
合気道「わざ」合気呼吸稽古鍛錬法
-山口清吾先生伝-
先週紹介した第一巻「巻1」とこの第二巻「巻2」は同時に出版されました。
私の手元に山口先生のこの著作2冊が届いたとき、すぐに山本先生に連絡して、ご自宅まで届けに行きました。
私が自転車で到着すると、山本先生はすでにご自宅から出て、路上で待ち構えておられました。
とても心待ちにされていたんですね。
その後すぐ道場でお会いしたときには、山本先生に贈呈したこの2冊は、付せんとアンダーラインだらけになっていました。
「わしはな、勉強するときはな、こうするんや」と笑いながらおっしゃっていました。
しばらくして、私が東京の山口道場に稽古に行く機会があることを報告したとき、山本先生はしばらく黙られて、山口先生へのお言葉を言付けられました。
著作に対する最大の賛辞のお言葉でした。
山本先生は本当に感動されたんですね。
もちろん、いまでも言付けは覚えています。
この2冊は非常に密度の濃い著作です。
忙しい現代人にとって、研究職でもなければ自分にとって何度も読み返す著作というのはそう多くないと思いますが、これらは何度も読み返すべき著作だと思いました。
山本先生は、山口門下ではない大阪の七段八段の先生方にも読んで頂こうと、贈呈することも考えておられました。
山口先生の著作は、合気道山口道場のHPからお求めいただけます(合気道 山口道場, 山口清吾先生, 合気道 山口 WEB, 他)。
山本益司郎先生の諸手取呼吸投(体の動きで投げる)のご指導1です。
山本先生は諸手取呼吸投(体の動きで投げる)について次のようにご説明されたことがありました。
「剣を(両手で)持って、四股を踏むぐらいにこういう感じで(下まで腰を下ろす)。
(剣を)真下へここまで(両足の間で地面まで着くぐらいに)下ろす(1枚目の画像)。
(下ろしてから)それが(一歩出て)上にあがって(2枚目の画像)、(また一歩出て)スーッと下りる。
途中で、(前に出る方の)足を替えればいい。」
山本益司郎先生の体を自由自在に動かすことのご指導11です。
山本先生は体を自由自在に動かすことについて次のようにご説明されたことがありました。
「気持ちがスッと上に上がっている。
基本的に(イチッで入ったとき、剣で切り上げるので)上がっている。
(たとえば)エレベーターが上がったのが、(ニッで)一歩入りながらエレベーターが地下へドーンッと下りて行く(体当たり。下記画像)。」
山本益司郎先生の体を自由自在に動かすことのご指導10です。
山本先生は体を自由自在に動かすことについて次のようにご説明されたことがありました。
「イチッ、ニッで入ったらいい(体当たり)。
相手の早さを(捉える。1枚目の画像)。
一番いいのは、剣でちゃんとエイッ、ヤ―と入っていく(切る)。
(イチで入るとき)切り上げている。
(イチッで)切り上げて、(ニッで)入っている(切り払らう。2枚目の画像)。
それで投げている。」
山本益司郎先生の体を自由自在に動かすことのご指導9です。
山本先生は体を自由自在に動かすことについて次のようにご説明されたことがありました。
「(相手が切れる場所に)その場所にスッと(入る)。
だから間合いをどう考えているかということである。
相手との触れ方である。
まずは、身体が自在に動くことである。
自分が自分の身体を自在に動かせなかったら面白くないであろう。
(体当たりは)この辺まで入ってしまう(下記画像)。」
山本益司郎先生の体を自由自在に動かすことのご指導8です。
山本先生は体を自由自在に動かすことについて次のようにご説明されたことがありました。
「(相手の)正面打に当たる(場所である)。
その場所でないと(相手を)スッと切れない。
一教でも同じである。
その場所でないと切れない(下記画像)。」
今週の中崎道場の稽古(4月21日(火)、4月23日(木)、25日(土))は、先週に引き続き休止となっています。 ご注意下さい。
さて、紹介のコーナーです。
山口哲先生の著作第一巻、巻1です。
合気道「道と術 理と業」
-山口清吾先生伝-
出版される前、私が山口哲先生の著作の原稿があることを知ったのは、平成19年10月のことでした。
秋晴れの土曜日、山口道場の近くのイタリア料理店のテラスで、稽古後に美味しいランチとワインを頂いているときでした。
もちろんすぐに拝読したいと思いましたが、出版の予定は未定とのことでした。
山本先生にお伝えすると、大変驚かれ、喜んでおられました。
私が東京での生活を終えて大阪での稽古に復帰してからも、山本先生は、まだ出版されないのか、いつ出版されるのかと何度もお尋ねになって、とても心待ちにされていました。
ある年の偲ぶ会に山口哲先生が来阪されたとき、出版前の著作の原稿と写真の入ったIPadを山本先生にお見せになったことがありました。
山本先生は大変興味深そうにご覧になられ、短時間でしたが山口清吾先生の画像を見られたことで山本先生はとても嬉しそうでした。そんな山本先生を見て、私もとても嬉しく思いました。
山本先生は、山口清吾先生を追い続けておられました。
山本先生は、山口清吾先生と最後にお会いになったときのお話をよくされておられました。
山口清吾先生とお二人のとき「山本さん、これが合気道だと思うんですよ」と言って示された衝撃を、いつまでも追い求めておられました。
山口哲先生が、山口清吾先生からの口伝を著されました。
山口哲先生の著作は、合気道山口道場のHPからお求めいただけます(合気道 山口道場, 山口清吾先生, 合気道 山口 WEB, 他)。
山本益司郎先生の体を自由自在に動かすことのご指導7です。
山本先生は体を自由自在に動かすことについて次のようにご説明されたことがありました。
「体捌きである。
小太刀でも持って切れるところで入る(1枚目の画像)。
「(相手に)切ってよー」と(いう切れるところで)入っていくのである(2枚目の画像)。」
」