山本益司郎先生の隅落としの動き方です。
山本先生は、相手に持たせたところ（自分の手首）を動かそうとするな、そこを意識するな、放っておけとおっしゃっていました。
相手に持たせたところを動かすのではなく、相手の持ってくる手と逆の方の肩（上記写真でいえば相手の右肩）を動かすように意識すればよいとおっしゃっていました。
山本先生は意識をする、意識のエネルギーを使うのだとご指導くださいました。
山本先生のご指導のようにすれば、相手を引っ張ったりしなくてもよくなったように思われました。
山本先生は、相手に持たせたところは、いわば列車の連結器のようなものだと言われたこともありました。緩ませるのだとおっしゃいました。ただし、相手に持たせた手は、触覚のようなものだとも言っておられました。神経は張り巡らせている、アンテナだとおっしゃっていました。
