山本益司郎先生の3つの崩し方のご説明4です。
山本先生は3つの崩し方について次のようにご説明されたことがありました。
「相手の状態と、こっちの動きを連鎖させる。
(普通、)稽古のときは、(たとえばこの業を稽古するというように、)一方通行で稽古するので、こうすれば動かないだろうとか、お互いがぶつかりあって稽古する場合がある。
だから(そのようにならないように)、(特定の業にこだわらず、たとえば相手の肘が)グッと伸びていれば(2つ目の崩し方のように相手が上になるように入る)。
四方投でも、(相手の肘が曲がっている場合と、伸びている場合で)変化があるのである(1つ目の崩し方。下記画像)。
このように、時に応じて変化させるのである。」