昨日(火曜日)の中崎道場(大阪市北区)の通常稽古では、この土日の第12回講習会の復習稽古をみっちり行いました。
もちろん時間は全然足りませんが。
講習会で山口哲先生からご指導を受けた入身投の理を、講習会に参加できなかった稽古生も理解できるように、たくさんの稽古法でアプローチしてみました。
片手取(下段、座る)から、体当たり(相半身、逆半身)と普段の稽古法との関連が理解できるように進め、片手取入身投、正面業入身投と小手返の稽古をしました。
日曜日の講習会直後から復習稽古が楽しみでしたので、大変楽しい稽古となりました。
講習会の復習稽古をしていると、かつて山本益司郎先生から受けたご指導も頭によぎり、「ああ、山本先生の稽古の意図はこれだったんだな」と感じることもありました。
山本益司郎先生の両手取呼吸投(円転)です。
山本先生は、両手取呼吸投では「相手を運ぶ」とご指導下さることがありました。
「大事なものを運ぶようにや。やや子(赤ちゃん)を抱くようにや」と言われることがありました。