山本益司郎先生の坐業呼吸投です。
山本先生は、坐業においてもリズム、相手との間合い、相手とひとつになることを説明されておられました。
相手とひとつになるから体全体の重みが使えるのだと言われておられました。
「翁先生はご説明されている 翁先生は宇宙創世と言われた。宇宙創世からあるのは重みである」と言われておられました。
山本先生は、手の力でやっているのではない。手は触れているだけである。ただし手は最後の仕上げではあるとおっしゃっていました。
山本先生はこの写真のように指先の方向性も意識されておられました。
また、山本先生は坐業呼吸投においてもリズム、相手との間合いを大切にするように説明してくださいました。
そして、相手を待ってはいけないとご指導してくださいました。なるほど、立業よりも坐業の方が制約があるので稽古の目的がはっきりする稽古法でした。山本先生はこのように分かりやすくご指導くださいました。