山本益司郎先生の呼吸法のご指導1です。
山本先生は呼吸法について次のようにご指導されたことがありました。
「(自分の)肚の中に相手がスッと入ってしまう。それが(相手が入った肚が)落ちている。
だから肚も使うということである。
(相手を)肚の中にスーッと吸い込んでしまう。
肚にスーッと吸い込むときこういう体になっている(上は逆三角形、下は三角形)。
呼吸法である。
肚の中にスーッと入ってしまう。
スーッと入って、ドーンと出る。
肚の中に吸い込んでしまう。
そのとき、吸い込むときこういう体になっている(上は逆三角形、下は三角形)。
(植芝盛平先生の)「天の浮橋に立ちて」ということである。こういう言葉で表現されている。
相手を自分の肚の(中に入れて)、一つになっている。
だからどこにでも動けるのである(下記画像)。」