合気道研修会道場の稽古生のページ

合気道研修会道場で稽古している稽古生渡邉のブログです。大阪市北区の中崎町駅(地下鉄谷町線)から徒歩3分の場所にある合気道研修会中崎道場(研修会道場の本部道場。大阪府大阪市北区中崎2丁目3ー12傍島ビル4階)に所属し、指導員もしています。

山本益司郎先生の諸手取呼吸投(横の方へ)

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山本益司郎先生の諸手取呼吸投(横の方へ)です。

山本先生は、これは(諸手取呼吸投は)相手にグッと持たれた間合いであると説明されました。

自分の重心が移動している。柔らかく移動しているのだと。

山本先生は間合いを大事にしなければならないと言われました。

相手が自分との距離と一間(およそ182㎝)ぐらいのところにいれば、相手は相当こちらを意識することとなる。

そこで肚で相手の線を切る、ぶった切ると言われました。巻藁でも竹でも切ったとき、切り口がある。その切り口を完全に切るのだと。

山本先生はこの写真のとき、「一番大切なのは間合いである。自分が相手を見たとき、意識的には(自分は)相手の中に入っている。そのとき膝は凄く緩めている。膝が緩んでないと武道家ではないというぐらいである。重みがストーンと相手に入っていかなければならない」と言っておられました。

これは先生の去年のお言葉です。

この時の先生は、84歳でした。

先生、84歳でも、早過ぎです。