山本益司郎先生の坐業諸手取呼吸投のご指導24です。
山本先生は坐業諸手取呼吸投(あるいは片手取)について次のようにご説明されたことがありました。
「(取りの)手が伸びるのは、(相手が落ちるとき)最後に相手が向こうに行くから、(相手が取りの手を持っているので)相手に(手が)付いていくから伸びる(のである)。
そのように理解する。
(取りが手で相手を)押したりしないように(行わなければならない)。
(取りは)身体が動かなければならない。
突いたのが入って来て上がっている。
その重みを使っている(下記画像)。」