山本益司郎先生の肘についてのご説明1です。 山本先生は肘について次のようにご説明されたことがありました。
「単純なことでいえば、(交差持で入身したとき、相手の)肘が曲がるのである。
肘、膝、腰、肚は一つなのである。
植芝盛平先生の高弟の先生の著作に記載がある。
おそらく植芝盛平先生が言われていたから載っていたのではないか。
だから肘を制するということがある。
肘をつなげているということがある。
(肘が曲がるのではなく)肘を伸ばしているとこっちに行く(受けが前回り受身となる呼吸投。1、2枚目の画像)。」
「(肘が曲がるときは)曲がる方向に曲げてあげる。
合気道特性として、肘が曲がれば、(受けは下に)落ちる(3枚目の画像)。」