山本益司郎先生の三つの線のご指導1です。
山本先生は三つの線について次のようにご説明されたことがありました。
「(お腹が重くなっていても)回れる(上体を回す)。
回れるということは、前と後ろに意識が必要である。
(横軸だけでなく)縦軸でも(回れる)。
上にもあがって、下にもさがる。
そうすると丸(球)みたいになる四方投は横軸を使っている。
第一教は縦軸を使っている。
入身は自分の立ち位置から前に出る。
(前に出るときは)これだけ(真っ直ぐ前だけ)でなくて両サイドもスーッと出ている(下記画像)。
普通は一点に集中する。
しかしそうではなくて、真ん中と両サイドの三つを絶えず意識するということである。」