山本益司郎先生の準備運動(舟漕ぎ運動)のご指導9です。
山本先生は準備運動(舟漕ぎ運動)について次のようにご説明されたことがありました。
「肚が前へグッと出ている。
(前へ出るときは)仙骨から恥骨の方へスッと流れている。
後ろへは恥骨から仙骨の方へ流れている(下記画像)。
そういう流れである。
下を(下半身を)柔らかく、足首を柔らかくして前後しているということである。」
昨日木曜日の中崎道場(大阪市北区)の稽古は剣と第一教の稽古でした。
昨日も火曜日に引き続き、太刀使った稽古から始めました。
太刀の重みをしっかり感じるように稽古をしました。
山本先生が生前ご指導して下さった稽古法で、難しかったですが、楽しかったです。
武器を使うと、特に太刀だとごまかしがきかないので、稽古法の意味がより明確になるような気がしました。
次に、小太刀を使って第一教の正面、左右の3方向の一教投を稽古しました。
山口先生から昨年、徒手でご指導いただいたことを正確に理解しようと努めました。
このように稽古すると、つい手の力で行ってしまいがちな一教投が、そうではないと理解できるような気がしました。
と同時に、正面業の稽古法ってすごいなあと改めて思いました。
「一教は奥義である」とよく聞きますが、本当ですよね。
連休のはじめから、充実した日でした。
山本益司郎先生の準備運動(舟漕ぎ運動)のご指導8です。
山本先生は準備運動(舟漕ぎ運動)について次のようにご説明されたことがありました。
「自分の中心軸を前へ(出す)。
(中心軸を)前へ、後ろへ。
こうじゃない(前傾しない)。
みんな(腰を後ろに)残してしまっている。
(腰を後ろに残したままにするのではなく)肚が前に出る。
要するに、こう入っている(下記画像)」
昨日火曜日の中崎道場(大阪市北区)の稽古は剣と第一教の稽古でした。
太刀から始めて、小太刀で行い、第一教の稽古へと進みました。
太刀では重みと接点を重視した稽古をしました。
腕の力で行わないように丁寧に稽古しました。
小太刀では、摺り上げ、切り下ろすことを正確にする稽古をしました。
第一教では正面、左右の3方向の切り下ろしを復習しました。
昨年、山口先生にご指導いただいた足さばき、切り下ろし等に注意して稽古しました。
正面業は、オンライン講習会でも集中的に学びましたので、その復習にもなったように思います。
最初から最後まで剣と第一教の関連が意識できるように稽古させて頂きました。
山本先生のお墓参りの直近の稽古なので、山本先生のお言葉がいつもよりたくさん浮かんだように思われます。
お墓参りも暑かったですが、昨日はそれよりも暑かったです。
たくさんの水分補給をしました。
山本益司郎先生の準備運動(呼吸法)のご指導7です。
山本先生は準備運動(呼吸法)について次のようにご説明されたことがありました。
「身体をやわらかくして、そのままスーッ上がって(1枚目の画像)、真下へスーッと下りる(2枚目の画像)。
歩きながら(上がって、下りる)。
上がる、下がるということは、自在に形ができるよということである。」
昨日は有志で京都まで、山本益司郎先生のお墓参りに行ってきました。
3密を避けたお墓参りでした。
天気予報はくもりでしたが、ご覧のとおり晴天でした。
山の深緑が厳かでした。やわらかな空の青さと対照的でした。
厳格な先生と、優しい先生のようでした。
先生が晴れにして下さったのかなあと、お礼をいいました。
でも、先生、夏なのでくもりでもいいんですよ。
山にいたのは1時間ぐらいですが、たくさん先生とお話しできたと思います。
和やかになった方、気が引き締まった方、笑いあった方、様々だと思いますが、先生と顔を合わせてお話しできたことはよかったです。
時おり吹く風がさわやかに感じられました。
先生と、道兄道友と、大切な時間を過ごさせて頂きました。
昨日土曜日の中崎道場(大阪市北区)の稽古は剣と杖の稽古でした。
山本益司郎先生は、剣での稽古法をたくさんご指導してくださいました。
徒手での山本先生のご指導がどういうことかを、剣を使うことでより鮮明になるような気がします。
昨日は剣で第一教、入身を稽古しました。
入身はちゃんとやると足が疲れると言われますので、いまの足の疲労感は心地よいです。
杖の多彩な変化は、昨年、山口先生からご指導を頂きました。
昨年の稽古を思い出しながら、しっかり総まとめ的に復習稽古を行いました。
この3週間、杖をしっかりやりましたので、少しは上達したんじゃないかなあと思います。
さて、今日は山本先生のお墓参りです。
梅雨が明けていないので天気が心配でしたが、天気予報はくもりなのでよかったです。
先生にこの一年の報告をして、叱って頂こうと思います。
あ、杖はまだまだですか。やっぱり。
昨日の当ブログのアクセス数は、山口先生の講習会のとき並みに増えていました。
オンライン講習会の感想①を掲載したからでしょうか。
ありがとうございました。
さて、合気道研修会道場第一回オンライン講習会を受講された皆さんからさらに感想が届きました。
一部ですが紹介させていただきます。
Hさん
「映像も音声もはっきり綺麗に見る事ができました。
ビデオをしっかり見ていたつもりですが、山口先生の動きは早く目が追い付けませんでした。
体がスッと入って一瞬で技が決まる、レベルの高さに改めて圧倒されました。
自分の受け身の下手さを実感しましたので、まずそこから、しっかりやり直したいと思いました。
また是非オンライン講習受けたいです。
よろしくお願い致します。」
Aさん
「先日のオンライン講習会ではお世話になりました。
久しぶりに研修会×山口先生の雰囲気を味わいました。
このような機会を本当にありがとうございました。
(略)でも、合氣道部の活動が再開されました。
さて、このような機会がまずありがたいのは、皆さんとのつながりを維持・再確認する
機会であると言うことです。
継続は力と言いますし、逆に、何かのちょっとしたことがあると道場に行くという気力
というか、きっかけというかが弱くなり縁が遠くなりがちです。
今回の動画ですが、ビデオごとにテーマがあって、そのテーマを念頭に置いて動画を見
直すとまた理解が深まると思います。
稽古中にこれだけご説明をいただけることは、滅多にないありがたいことだといつも感謝しています。
もし、許されるのであればですが、要所要所で動画を止めて、解説をいただけると、さらにありがたく存じます。
合気道では基本的に、稽古中の動画撮影は行われませんが(原則禁止)、突然のコロナ
騒ぎに至って、つくづくビデオを撮影しておいたお陰と、山口先生のご配慮・ご理解に
感謝いたす次第です。
改めて感謝申し上げます。」
Kさん
「山口先生、先日はオンライン講習会ありがとうございました。
お忙しい中、大阪での講習会動画をオンライン講習会用に編集していただいたお陰で、道場で実技を通してご教授いただく良さとはまた違う学び、復習、整理効果があり有難かったです。
加えて新型コロナウイルス自粛で先生初め稽古仲間の皆さんとは長い間一緒に稽古することはおろか、お顔を拝見することもなかったので久しぶりに元気なお顔を拝見できて嬉しかったです。
動画講習では(取りに)「力が入らないように」あるいは(相手の動きと)「ぶつからないように」ということを何度も強調されていました。
「体の捌き」「肚(はら)」「間合い」ということも重要なこととして教授されていました。
特に強く印象に残るのは、山口先生の足の動きです。
捌きの要と言ってよいと思いますが、ずっと相手の動きに連動して動き続けておられたことです。
それと例えば相手が一教の動作をしても、外形上は同じ一教動作に見えても、体の重心、体勢や体の角度、振り下ろす手刀の角度、間合いなどいろいろな要素の相違に応じて業が違って来るということを丁寧に教えていただいていたことを改めて復習できました。
合気道の業の精緻さは、言ってみれば「動体幾何学」のようだと思いました。(合気道は通常は型稽古なので、受けが、稽古している技(誤字ではありません)が必然となるような動きをするのが理想でしょう。でないと業に無理、不合理が生じ、却って理合の感性を鈍らせることになると思うからです)
分析的にいえばいろいろ複雑な因子の統合が業となって表現させていると思います。
合気道はよく「心気体」であると言われます。
植芝盛平開祖は、合気道は霊主体従の武道であるといわれたと聞きます。
そのことと関連があるかも知れません。
合気道では、「技」ではなく「業」と表現しますが、「心気体」を統合した動き以上の「動き」が「業」ということになるのかなと思っています。(ちなみに、word辞書では、「業」の語義は動き、仕事、例示として神の業。「技」の語義は技術、手並み、例示として柔道の技)
オンライン講義が続くとすれば、山口先生から、開祖や山口清吾先生についてのご教授があるかも知れません。
楽しみにしています。」
昨日木曜日の中崎道場(大阪市北区)の稽古は剣と杖の稽古でした。
杖でも重みを、剣でも重みを意識した稽古をしました。
剣は、数年前、山本先生がサムハラ神社で熱心に行われた稽古です。
剣と一教の関連を思い出しながら稽古をしました。
また、昨年、山口先生から丁寧にご指導頂いた杖の稽古をしました。
杖は、面白いですね。
この3週間、杖をたくさん稽古しました。
植芝吉祥丸先生の著作のなかに、「剣を持てば合気剣、杖を持てば合気杖となる」との記載があったと思いますが、杖についてほんの少しですが理解できたような気がします。
ご存知の方は多いと思いますが、お知らせします。
立場上、待ちに待っていた方もおられると思います。
合気道研修会道場第一回オンライン講習会を受講された皆さんから感想が届きました。
一部ですが紹介させていただきます。
Yさん
「パソコンが最後にフリーズして、一度急に退室してしまい申し訳ありませんでした。
山口先生の講習会、非常にためになりました。
メモを取りながら、要点を再確認しましたが、稽古では気付かなかった点も確認でき、ありがたく思います。相手の気持ちの誘い方や誘導の仕方など、稽古と動画の両方でこそ見える物もあるなと感じました。また、次のオンライン講習会が楽しみです。
よろしくお願いします。」
Oさん
「1. スマホによる初めての参加で不安でしたが、画像も音声も思ったより良いレベルで楽しむことができました。
2. 今回は、正面打ちのダイジェスト版で自分としては、今回編集してくださったところが大切なところだと思って見ていました。
できれば、映像の前後で業のポイントや稽古で心掛けるべき点等を説明してくださるとありがたいと思いました、
3. 次回も楽しみにしてます。
ありがとうございました。」
Nさん
「オンライン講習会はとても良いことだと思いました。通常の講習会ができていない現状ではまず顔合わせのようなことができて、皆と一緒に映像を見て経験を共有する感覚もありました。
過去の講習会の映像ですが、よく集中して見る機会もあまりないので、集中させて見る機会もとても有用に感じました。しかし、実際に稽古で同時にすることではないので、頭に残るものは割と少ないです。
でも、何かを一つでも得たら、それでやる価値があると思います。哲先生が編集した映像はよく考えられてまとめたものなので、忘れた大事なことを振り返るような注意にもなれたと思います。」
Nさん
「動画を見て動きを忘れてたり、思い出したり、全然理解してなかったりと気づいて、とてもありがたいです。
松ヶ丘の山口道場の貴重な動画は刺激になりました
今後も継続お願いします。」
Tさん
「私は仕事柄、在宅勤務やオンラインの仕事には無縁ですので、正直どうなるかと不安でしたが、山口先生がメールにリンクを貼っていただいたので、簡単に参加できてよかったです。
初回という事もあって私を含め皆さん戸惑っている様子でしたが、回数を重ねればそれも解消されるでしょうね。
山口先生の講習会の映像は購入して拝見しているのですが、こういった形式で改めて見ると部屋で一人で見るより集中できたように思います。
またこういった形式の講習会が開催されるようでしたら、ぜひ参加しようと思います。
山口先生、ありがとうございました。」
Mさん
「先日は講習会ありがとうございました。
大阪の講習会のビデオはほとんど持っていたので復習になりました。
また、山口先生の道場の練習風景も見せていただき、流れの速さについていけない自分がいました(悲)
でも長い間皆さんにお会いできてなくて遠隔でもお顔が見れて嬉しく思いました。
是非次回も参加したいと思います。
出来れば今回見れなかった(略)山口清吾先生の映像も見れればありがたいと思います。
山口先生におかれましてはお忙しい中私たちの講習のために映像編集等お手間いただき感謝いたします!
ありがとうございました」
山本益司郎先生の準備運動(呼吸法)のご指導6です。
山本先生は準備運動(呼吸法)について次のようにご説明されたことがありました。
「お腹の側からスーッと上がって、背中の方から下りてくる。上がって、広がり(1枚目の画像)、(体の中心に)まとまりながら下がって、広がっていく。
(地面の)土の中に広がって行く(2枚目の画像)。
それがまた天の方へ広がって行く。
身体を通って下の方へ(広がって行く)。
そういう感じである。」
山本益司郎先生の準備運動(呼吸法)のご指導です。
山本先生は準備運動(呼吸法)について次のようにご説明されたことがありました。
「立って(蹲踞を行う。下記画像)。
背中から肚の辺りへ三角に(逆三角形に)スーッとまとまる。
漏斗のように(逆三角形にまとまる)。」
昨日日曜日、合気道研修会道場第一回オンライン講習会は終了しました。
中崎道場を中心に、山口道場、渡辺道場の映像を山口先生が編集され、4部にわたって拝見させていただきました。
今回のオンライン講習会では正面業が中心でしたので、ちょうどいまの中崎道場は剣の稽古を重点的に行っており、これからも剣の稽古を考えていたことから、大変勉強になりました。
中崎道場での稽古も、充実したものになりそうです。
盛りだくさんで時間が足りなくなったようですが、皆さんの(オンライン越しの)お顔を拝見すると、楽しそうだったのでありがたかったです。
月曜日からの活力をありがとうございました。
昨日土曜日の中崎道場(大阪市北区)の稽古は剣と杖の稽古でした。
稽古を再開して2週間以上が経過しました。
稽古ができるということがどれだけ楽しいかということかよく感じられます。
稽古ができるのは、道場があり、道兄道友がおられるからですよね。
感謝です。
稽古休止中、道場のある傍島ビルのエレベーターがリニューアルされていました。
さらに、道場の畳の配置換えもあり、少し快適になりました。
ビルにも感謝です。
中崎道場はこのあと何十年もビルにお世話になる予定です。
山本益司郎先生の一教投です。
山本先生は剣の理合で一教投をご指導してくださることがありました。
昨日の稽古は、ご指導を思い出しながら剣の稽古をしました。